- インプットしてるのになぜ成果に繋がらないのだろう、、
- 効率的にインプットする方法が知りたいな
- インプットした後に、ちゃんと成果に繋げるにはどうしたら良いだろう、、
こういった疑問に答えます。
✔︎本記事の内容
2. 効率的にインプットする手順
3. インプットを成果につなげるコツ【使いこなせたら最強】
✔︎著者の経験
この記事を書いている僕は、営業から「毎日勉強」と言われるエンジニアに転職し、一年目で5つのIT系難関資格に一発合格しています。確実インプットを成果に繋げている自負があります。
今回、僕が実体験から学んだ方法を解説します。
1. 「成果を出す人」がやっているインプットを教えます
「成果を出す人」がやっていることは下記3つです。
② 判断軸を持って、情報の取捨選択が出来ている
③ 情報から思考を深め、次のアクションプランが明確になっている
① 明確なゴールを持っている
✔︎なぜ明確なゴールが必要なのか?
インプットするだけで、その情報や知識の使い所を見失ってしまうからです。ゴールを決めているようで、実際にはインプットすること自体がゴールになっている状態に陥ってしまいます。
✔︎明確なゴールがないとどうなるのか?
- 知識だけが蓄積される
- 何も得られず行動も変わらない
周りから「へぇ、よく知ってるね〜」と思われるだけで終わってしまいます。せっかくインプットするのであれば、自分の成果に繋げたいですね。
② 判断軸を持って、情報の取捨選択が出来ている
✔︎なぜ判断軸を持つ必要があるのか?
インプットした情報が「今、この時」あなたにとって必要ない情報だったら、時間が無駄になってしまうからです。
ここであなたに質問です。
- 出来るだけ多くの情報を得た状態でしょうか?
- 網羅性高く情報を得た状態でしょうか?
色々考えられると思います。
もし「多くの情報を得た状態」とするなら、「多く」の基準は人によって様々で曖昧。情報量を基準にすると基準に達しなかったら良質ではないことになります。少ない情報量でも今のあなたに必要なら、それは質の良いインプットになると考えることもできそうです。
また、「網羅性高く情報を得た状態」とするなら、インプットに時間がかかってその分、集中力が下がりそうですね。その状態でインプットし続けてたらあなたのコンディションの質が下がって、結果、インプットの質も下がるなんてこともあり得ます。
限りある時間の中で、いかにあなたにとって必要となる情報を得られるかどうか?そのために判断軸が必要です。
✔︎判断軸がないとどうなるのか?
- 関心の向き先が複数になって、全てが中途半端なインプットになる
- 覚えた気になっているが、いざという時に思い出せない
必要な情報が脳内に埋もれてしまって、必要な時にすぐ情報を引き出せず「遅いよ〜/タイミングが悪いね〜」と周りから残念に思われてしまいます。
③ 情報から思考を深め、次のアクションプランが明確になっている
✔︎なぜ思考を深める必要があるのか?
インプットしたことを、あなたの行動の中に落とし込むため重要なステップだからです。私は「成果が出る」=「アウトプットができている」ことと同じと考えています。
✔︎思考を深めないでアクションプランを決めるとどうなるのか?
- 表面的なアウトプットになってしまう
- その場しのぎのアクションになってしまう
あなたにとって「これじゃない感」満載のアクションになってしまい、上手くいかなければ「自分はダメなんだ、、」と自己嫌悪感が溜まってしまいます。
2. 効率的にインプットする3つのステップ
次の3ステップです。
ステップ② 判断軸を決める
ステップ③ 思考を深める
ステップ① ゴールを明確にする
✔︎「アウトプット前提」にインプットをしましょう
まずは小さいゴールでもいいので、設定しましょう。(○○の提案でクライアントに納得してもらえるプレゼンをしたい、今年中に〇〇の資格を取りたい、、、など)
例えば、「今年中に〇〇の資格を取りたい」というゴールを設定してみます。
(〇〇にはあなたの状況を当てはめて考えてみてください。)
次に、そのゴールを達成するために必要な要素を「知識、能力、ツール」に分解して考えます。
【能力】朝型の生活習慣/時間管理 など
【ツール】参考書/同じ目標を持つ仲間 など
必要な要素を洗い出したら、どの順番でインプットするか決めましょう。
※その際に、いつまでにどんな状態になっているかをイメージするのがコツです。Todoというよりは、将来のイメージを言語化する感じです。
- 今年中に〇〇を資格を取得するために効率的な学習方法が△△までに明確になっている
- 日々の学習に集中するために△△までに朝型の生活習慣になっている
- 資格取得のモチベーションを保ち続けるために同じ目標を持っている仲間を△△までに持っている など
※「いつまでに」が中々決められない場合はそのまま次のステップに進んでもOKです。
ステップ② 判断軸を決める
✔︎インプットする優先順位を決めましょう
①で洗い出した要素を「いつまでに」インプットするか決まったら、その順番通りにインプットをしていきます。
①で「いつまでに」が決められなかった場合は、このステップで土台となる知識やスキルは何かを考えて優先順位を決めてみましょう。
私であれば、「効率的な学習方法」→「集中力を継続する方法」→「同じ目標を持つ仲間」あたりの要素から優先順位を付けます。
また、インプットの成果に直接関係しないことや情報は勇気を持って捨てるのがコツです。
- キレイにノートをまとめる
- エクセルにキレイにまとめる
- そのための書式設定などをネットで調べる など
ステップ③ 思考を深める
✔︎ インプットした情報から、自分なりの気づきを得ましょう
あなたの状況に置き換えて問いを投げかけていきます。
- 資格取得のためのインプット方法を仕事で成果を出すためのインプットとして応用できるだろうか?
- 自分の今の生活リズムで、集中出来る時間帯は本当に朝なのか?夜の方が時間に余裕があるのではないか?
- 同じ目標を持つ仲間はSNS上で見つけるのと身近な友達、同期から見つけるのはどちらが良いだろうか?
問いから生まれた「これやってみようかな」と思ったことを、設定したゴールに対して「いつまでに実行してみるか」アクションプランを立てましょう。
3. インプットを成果につなげるコツ【使いこなせたら最強】
次の3つです。
コツ② 学習時間と休憩の時間の割合は「25:5」
コツ③ インプット〜復習:復習〜ゴールまでの期間の割合は「1:5」
コツ① 情報の取捨選択と思考を深める時間の割合は「3:7」
✔︎ 情報の取捨選択と思考を深めることも結局はインプットとアウトプットと一緒
コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士の実験がもとなっています。
小3から中2までの100人以上の子どもたちに、「紳士録」(人名年鑑)に書かれた人物プロフィールを覚えて暗唱するように指示しました。
子どもたちに与えられた時間は9分間でしたが、そのうちの「覚える時間」(インプット時間)と「練習する時間」(アウトプット時間)の割合は、グループごとに異なる時間が指示されました。
Aのグループには「覚える時間」(インプット時間)を全体の30%、「練習する時間」(アウトプット時間)を70%
Bのグループには「覚える時間」(インプット時間)を全体の70%、「練習する時間」(アウトプット時間)を30%という指示です。結果的に「覚える時間」(インプット時間)を全体の30%、「練習する時間」(アウトプット時間)を70%を費やしたAのグループが高得点をとりました。
✔︎ポイント
期限を決め、「締切効果」を活用しながら、情報の取捨選択と思考を深める時間のバランスを取ることが大事です。
コツ② 学習時間と休憩の時間の割合は「25:5」
✔︎ 人はおよそ15分周期で集中力が途切れるので、適度な休憩を挟みましょう
いわゆる「ポモドーロテクニック」です。
このテクニックは2009年に出版されたシリロの著書『The Pomodoro Technique』(どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門)や、自身の公式サイト内で紹介されている。
具体的な手順は以下の通りである。
- 達成しようとするタスクを選ぶ
- キッチンタイマーで25分を設定する
- タイマーが鳴るまでタスクに集中する
- 少し休憩する(5分程度)
- ステップ2 – 4を4回繰り返したら、少し長めに休憩する(15分 – 30分)
ポモドーロの途中で急用が入りタスクが中断された場合は、そのポモドーロは終了とみなし、はじめから新しいポモドーロを開始する。
メールをチェックしたくなったり、誰かに連絡する用事を急に思い出したり、他人を気にしたりしてタスクを中断することは「内的中断」であり、さほど重要でないことをやっており、そもそもの目標設定が適切でないことに原因があるとしている。
ポモドーロ・テクニックは開発者、デザイナーなどクリエイティブな職業に就く人から支持されている。
“https://ja.wikipedia.org/wiki/ポモドーロ・テクニック”から引用
人はおよそ15分周期で集中力が途切れると言われています。25分にこだわる必要はありません。
集中できる時間は人それぞれです。15分集中したら5分休憩するなど、時間の調節をしましょう
✔︎ちなみに
- 人間が維持できる集中力の限界は15分、45分、90分と言われています。
- 集中するまでにかかる時間は20分〜25分と言われています。
✔︎ポイント
時間を区切ること自体よりも、その時間内に達成したいこと、得たいことを明確に決めて行うことが重要です。
コツ③ インプット〜復習:復習〜ゴールまでの期間の割合は「1:5」
✔︎必要な情報を得るだけではなく、知識やスキルとして定着させるまでが効果的なインプット
この法則は、カリフォルニア大学サンディエゴ校のNicholas J. Cepedaらによる研究から導き出されました。
インプットから達成したいゴールまでの期間を⑥分割し、①の期間を空けて復習します。
その後は等間隔で復習します。
✔︎ポイント
自己学習やビジネスなどで求められるインプットとアウトプットの重要度に応じて使い分ける必要があります。
というわけで今回は以上となります。
繰り返しになりますが、「成果を出す人」がやっていることは、下記3つです。
② 判断軸を持って、情報の取捨選択が出来ている
③ 情報から思考を深め、次のアクションプランが明確になっている
本記事に納得していただけたら、ぜひ小さなゴールからでいいので設定してみてください。
「ゴールの設定方法」や「モチベーションの高め方」なども解説しているので、参考になれば嬉しいです。
気になる方は下記リンクより、ぜひともどうぞ。
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